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【デジタル化とアナログの融合】USB出力搭載のレコードプレーヤー4選

レコードプレーヤーおすすめ

音楽愛好家の皆さん、アナログの温かみデジタルの利便性を一度に味わえる最新のレコードプレーヤーがあるのをご存知ですか?

USB端子を搭載したレコードプレーヤーは、レコードをMP3やWAVなどのデジタルフォーマットに変換することが可能です。
レコードの音源をデジタルに変換すれば、パソコンで再生したり、CDに焼いて車で聴くこともできるようになります。
レコード盤の置き場所がなく手放したい方や、貴重なレコード盤の音源の保存という面でもおすすめです。

本記事では、USB搭載のレコードプレーヤーの中から厳選した4機種をご紹介します。各モデルの特徴や機能を比較して、最適な1台を選びましょう。

パソコンいらずでUSBメモリーに簡単録音!超コスパモデルDenon「DP-200USB」

1つ目はDenon「DP-200SB」です。
定番のブラックの他、爽やかなホワイトもあります。

実勢価格2万円台と手に取りやすい価格な上、レコードプレーヤーとしては非常にコンパクトなので、初めの1台におすすめ。
また、フルオートのプレーヤーなので、レコード盤をセットしたら再生ボタンを押すだけ。
針やアームの調整は初心者にとっては少しハードルが高いもの。設定いらずのフルオートは心強いですね。

USBメモリに「直接」録音

このプレイヤーのすごいところは、USBメモリーに直接録音できるところです。
USB端子がついているプレーヤーは数多くありますが、USBケーブルでパソコンと接続してソフトウェア上で録音するのが一般的です。

「パソコンの近くにプレーヤーを置けない」、「ソフトウェアの操作がわからない」という方はこの機種を選べば間違いありません。
DP-200USBではUSBメモリーを本体に差し込み、録音ボタンと再生ボタンを押すだけでデジタル変換ができます。
MP3、192kbpsで録音されます。

「MusiCut™ for Denon」でトラック分割

また、Denonのソフトウェア「MusiCut™ for Denon」を使うことで、録音したファイルの編集も可能。
録音終了後は1つの大きなデータになっていますので、CDに焼きたい場合やコンポで曲を選んでかけたい場合はトラックを分割しましょう。このソフトは曲間の無音部分を検知し、自動で分割してくれます。もちろん手動での分割も可能です。



本格マニュアルプレーヤー+USBメモリへ高音質録音Denon「DP-400USB」

2つ目は、DENON「DP-450USB」です。
定番のブラックの他、画像のようにホワイトもラインナップされています。
光沢のあるホワイトカラーのシャーシが高級感がありますね。

DP-450USBも、先ほどのDP-200USBと同様にUSBメモリへ直接録音ができます。
USBメモリーを差し込んで再生ボタン、録音ボタンを押すという動作は同じですが、
DP-200USBはMP3(44.1kHz/ 192kbps)の録音のみ対応しているのに対し、
DP-450USBはWAV(44.1kHz/16bit)で音源を保存できます。

DP-200USBとの違いは?

DP-200USBとの主な違いをまとめると、以下の通りです。
・MP3形式での録音に加え、WAV形式での録音に対応。
・33回転、45回転に加え、78回転(SP盤)に対応。
回転制御機能を搭載

回転制御機能とは、ターンテーブルの下に配置されたセンサーによって回転数をモニターし、正しい回転速度を保つ機能です。
レコードは、極端な話正しい速度で回転しなければピッチまでも変わってしまいます。
正しい回転数を保つことで、レコード盤に刻まれた音を忠実に再現することができるのです。


ダストカバーがジャケットスタンドに

ダストカバーは完全に取り外すことができ、レコードジャケットを立てかけてディスプレイすることもできます。
お気に入りのジャケットを眺めながら音源を楽しむのも良いですね。



ミニマルデザインにSONY「PS-LX310BT」

3つ目はSONY「PS-LX310BT」です。
トーンアームまで黒で統一されたミニマルなデザインは新しさを感じますね。

1ステップフルオートプレイで簡単再生

この製品の1番の特徴は、再生から停止までボタンひとつで完了すること。
STARTボタンを押すだけでオートスタート(レコードが回転し針が降りる)、オートリターン(針が上がり元の場所に戻る)、オートストップ(回転が止まる)までを行なってくれます。
ずっと針が降りたまま回転し続けると、レコード盤を傷つけかねません。また、回転は止まるものの、針が戻らないという機種も多々ある中、この機種は最初にボタンを押せば完結します。
これなら、聴きながら寝落ちしてしまっても安心です。

Bluetooth接続にも対応しており、ペアリング済みのデバイスがある場合は、STARTボタンを押すと自動でペアリングもしてくれます。

USB接続

パソコンと接続して、レコードの音源をデジタルに変換することができます。
WAV(44.1kHz/48kHz)で録音が可能です。
USBケーブルは別売りとなっている製品も多い中、ケーブルが付属するのも良いところですね。


スピーカー内蔵でこれ1台で完結iON「Luxe LP」

4つ目はiON「Luxe LP」です。
木目のシャーシに布張り風のデザインがインテリアにも馴染みます。

オールインワンが欲しいならこれ

レコードを聴く環境は人によって様々でしょう。
プレーヤーからアンプ、スピーカーまでこだわって大音量で楽しむ方もいれば、Bluetoothヘッドホンで自分だけの世界で楽しむ方もいると思います。
Luxe LPは様々な接続に対応しており、環境や場所に応じていろいろな楽しみ方ができます。


Bluetoothでヘッドホンやイヤホン、スピーカーとつなぐ。
 レコードプレーヤーをダイニングに置き、キッチンや寝室で聴くということもできますね。

ヘッドホン端子に有線のヘッドホンやイヤホンを接続する。
 大きな音を出せない環境や、夜遅い時間でも楽しめます。

RCA出力でコンポや本格オーディオシステムに組み込む。

USB接続でパソコンに音源を取り込み、パソコンの再生環境で聴く。
 CDやSDに入れてコンポや車などでも楽しめます。


内蔵スピーカーで音を聴く以外にも多々方法があるので、オーディオにチャレンジしたい方はまずこの機種を選び、どんどん環境をレベルアップしていくのも楽しいでしょう。

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