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レコードプレーヤーで音が出ない原因!思わぬ落とし穴にハマっているかも…

レコードのきほん

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レコードを聞きたいのに音が出ない!?
そんなときにはこの項目をチェックしてみてください。

レコードプレーヤー本体に問題がある場合

フォノイコライザーはONになっている?

フォノイコライザーとは、レコードの微細な音を増幅してくれる機械で、レコードの再生にはなくてはならないものです。
フォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤーを使っていて、アンプやアクティブスピーカーに直接接続している場合は、フォノイコライザーがONになっているか確認しましょう。

メーカーによって表記の仕方が違いますが、ほとんどは以下の3パターンの表記です。

PHONO/LINELINEを選択
THRU/ONONを選択
ON/OFFONを選択



【ベルトドライブの場合】ベルトは正しくプラッターにかかっている?

ベルトドライブ方式のレコードプレーヤーを使用していて、スイッチを入れても回転がはじまらない場合は、ベルトが正しく掛かっていない可能性が高いです。

・モーターの軸にベルトが掛かっているか(掛け忘れている可能性有り)
・ベルトがねじれずにプラッター(レコード盤を載せる円盤)に掛かっているか

を確認しましょう。



レコード針が正しくレコード盤の上をなぞっている?

レコード針にはカバーがついていることが多いです。カバーがそのままになってしまっていませんか?
カバーを外したら、レコード針が曲がっていないかも確認しましょう。根本から大きく歪んでいる場合は肉眼でも確認できます。
また、ヘッドシェルの取り付けネジが緩んでいることが多いので、締めておきましょう。

マニュアル機の場合はもう一度針圧調整をしましょう。うまく針圧調整ができていないと、レコード盤の上で針が浮いてしまったり、内側にアームが滑っていったりすることがあります。



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接続に問題がある場合

フォノイコライザーは使用している?

最近のレコードプレーヤーはフォノイコライザーを内蔵していることが多いですが、万が一内蔵されていないモデルを使用している場合は、アンプ側にPHONO端子があるものを選ばなければなりません。
内蔵フォノイコライザーの有無はレコードプレーヤーの仕様欄に記載がありますので、購入前に確認しておきましょう。

何を言ってるかよくわからない…という場合は、
「フォノイコライザー内蔵」と記載のあるレコードプレーヤーを選んでおけば間違いありません。買ったのに使えないという最悪の事態は避けられます。



なお、どちらにもフォノイコライザーが搭載されている場合は、どちらのフォノイコライザーを通した音を聴くか選ぶことができます
レコードプレーヤーのフォノイコライザーのON/OFFと、アンプの接続先の関係に注意してください。






【Bluetoothで接続する場合】近くに電波干渉するものを置いていないか

Bluetoothのペアリングがうまくいかずに再生ができない場合は、電波干渉するものが近くにあることが多いです。
レンジ電子機器などのほか、ドアなども電波の送信を妨げてしまいます。

レコードプレーヤーに搭載されたBluetooth機能は、多くの場合「一番近くにあるものに接続する」ようになっています。
Bluetoothスピーカーやワイヤレスヘッドホンをできるだけプレーヤーに近づけてペアリングを行いましょう。

ペアリングが成功したはずなのに音が聞こえない場合は、どちらも一度電源をOFFにし、再度電源をONにします。ペアリングができている場合、レコードプレーヤー側のBluetoothスイッチを入れると音が聞こえるはずです。

よくある勘違いですが…
レコードプレーヤーはBluetooth送信機として機能するため、スマートホンやパソコンに接続することはできません。

接続できるものは、
Bluetoothスピーカー・ワイヤレスヘッドホン・ワイヤレスイヤホン・Bluetooth機能搭載のアンプやコンポ です。



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